出版社内容情報
適正な刑事裁判の運営が法律担当者の最大関心事である現状で,誤判・冤罪の防止という目的から改めて裁判所の役割を検討,刑訴手続にある人権思想を確認,再構築する論集。
【目 次】
公判審理の活路
被疑者取調可視化論の現状と課題
証拠開示の基本問題
盗聴の規制と令状主義・強制処分法定主義
科学捜査の現状と問題点
-科学機器の利用を中心として-
証拠法における戦争法の残照
証拠調請求権の復権
自白捜査構造と自由心証主義の運用
任意性・特信性の審理と判断
自白の任意性の審理と立証責任
年少者の証言・供述について
刑事裁判と行動科学鑑定
覚せい剤使用罪における訴因の特定について
冒頭陳述の欠如・並びに、326条の同意の撤回について
-大阪高裁昭和63年9月29日判決・判時131号152頁によせて-
刑事控訴審の構造
控訴審における破棄と事実の取調べ
少年審判と民衆参加
-イギリスの例によって-
少年保護事件の「再審」に関する覚書
裁判官論の現代的課題
石松竹雄判事略歴
石松竹雄判事論文目録
関与された主な判決
あとがき
目次
公判審理の活路
被疑者取調可視化論の現状と課題
証拠開示の基本問題
盗聴の規制と令状主義・強制処分法定主義
科学捜査の現状と問題点―科学機器の利用を中心として
証拠法における戦時法の残照
証拠法における戦時法の復権
自白捜査構造と自由心証主義の運用
任意性・特信性の審理と判断
自白の任意性の審理と立証責任
自白の補強法則の一考察
年少者の証言・供述について
刑事裁判と行動科学鑑定
覚せい剤使用罪における訴因の特定について
冒頭陳述の欠如、並びに、326条の同意の撤回について―大阪高裁昭和63年9月29日判決・判時1314号152頁によせて
刑事控訴審の構造
控訴審における破棄と事実の取調べ
少年審判と民衆参加―イギリスの例によって
少年保護事件の「再審」に関する覚書
裁判官論の現代的課題
石松竹雄判事略歴
石松竹雄判事論文目録
関与された主な判決