出版社内容情報
人類最大の課題に真正面から挑む。思想家でもある戦略家が人間と戦争の結びつきをエキサイティングに論じる21世紀の新・戦争論。
戦略家にして思想家、名門大学で大人気の講義をもつ博覧強記の著者が、人類最大の問いに挑む。進化論、文化、テクノロジー、地政学、平和、人道の6つの章を設定し、歴史学から生物学、古典文学からオンラインゲームまで縦横無尽に引用して論じるスリリングな戦争論。戦争は人間にとって本質的な営みであり、私達の文化に深く根付いているのだ。
【原著】Christopher Coker, Can War Be Eliminated ? (Polity, 2017)
内容説明
戦略家にして思想家、さらに名門大学で大人気の講義をもつ博覧強記の著者が、人類最大の問いに真正面から挑む。進化論、文化、テクノロジー、地政学、平和、人道の六つのテーマを設定し、歴史学から生物学、古典文学からオンラインゲームまで縦横無尽に引用して論じるスリリングな戦争論。「なぜ戦争はなくならないのか」と問うことは、逆説的に考えれば「なぜ人間は戦争をするのか」と考えることにもなる。戦争は人間にとって本質的な営みであり、私たちの文化に深く根付いているのだ。
目次
第1章 進化論
第2章 文化
第3章 テクノロジー
第4章 地政学
第5章 平和
第6章 人道
著者等紹介
コーカー,クリストファー[コーカー,クリストファー] [Coker,Christopher]
2019年までロンドン大学ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス&ポリティカルサイエンス(LSE)国際関係学科教授。現在は同大学付属の外交政策シンクタンク(LSE IDEAS)所長。専門は軍事史・戦略史。オックスフォード大学を卒業。各国の国防大学で講義を行うほか、日本の防衛省防衛研究所でも訪問研究員を務めた
奥山真司[オクヤママサシ]
国際地政学研究所上席研究員、青山学院大学などで講師。専門は地政学、戦略研究。1972年生まれ。カナダのブリティッシュ・コロンビア大学を卒業。英国レディング大学大学院で修士号(M.A.)と博士号(Ph.D.)を取得。戦略学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
無重力蜜柑
manabukimoto
lovejoy
石田理輝
さなぎ