内容説明
北朝鮮、イラン、テロリスト…なぜ、かれらは核兵器を持ちたがるのか。
目次
第1章 北朝鮮の核開発と核保有
第2章 インドの核開発と核保有
第3章 パキスタンの核開発と核保有
第4章 イランの核開発疑惑
第5章 非国家主体の核拡散
第6章 核不拡散条約と国際政治
第7章 アメリカの核不拡散政策
第8章 核拡散問題への対応
著者等紹介
岩田修一郎[イワタシュウイチロウ]
1952年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。外務省入省後、ハーバード大学大学院修士課程修了(東アジア研究)。その後、防衛庁防衛研究所室長、同主任研究官などを経て、防衛大学校国際関係学科教授。専門は国際政治学、軍備管理論、アメリカの安全保障政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mealla0v0
1
核の拡散は、ある国における個別の核武装という問題ではなく、拡散はある種の連動性が見られる。中国の核保有に対抗してインドが核を得ると、そのインドに対抗してパキスタンが、パキスタンは北朝鮮へと技術を提供している。むろん、実際はこのような戯画化以上に複雑だが、複雑であることに核の拡散の問題がある。加えて、冷戦以後、旧ソ連から流出したとされる核は闇市場で「非国家主体」の手に渡ったという。こうした実情はNPTの欠陥を示すが、同時にそれを批判的に再構築すべきだろう、と著者。核の拡散は、世界リスク社会そのものだろう。2017/10/06
メルセ・ひすい
0
13-109 赤52 ‘52生早大卒キャリア外務省・ハーバード修士比較防衛。防大教授・★ダブルスタンダードのダの字もない!米国のスパイ?ハーバードですから当然。外務省の士大夫であり全て国費・税金と米国の奨学金で洗脳されている?太平洋戦争の生き残りの息子…総玉砕の末裔・当然ですが。米国に逆らえば小鳩政権の二の舞!自覚がない。。?の。大和は玉砕から奴隷で半世紀…沖縄論議は不毛。。玉砕無条件降伏を理解していない。日本の歴史が終わるまでそれなんです。。先人の妄想は末裔まで…?誰か神風を吹かせろ2010/06/24