出版社内容情報
自由,権利,公正,道徳など,錯綜する諸価値をどのように秩序づけるか。ロールズ,ドゥオーキンらによって提起されたこれらの問を射程に,より根源的なアプローチを試みる。
【目次】
Ⅰ 権利を基底におく道徳
Ⅱ 権利と個人の福利
Ⅲ 義務を解放する
Ⅳ 価値の通約不可能性―若干の予備的考察
Ⅴ 権威と正当化
Ⅵ リベラリズム・懐疑・民主制
Ⅶ 自律・寛容・加害原理
Ⅷ 自由の表現と個人の証し
自律・権威・公共善―ジョセフ・ラズの政治哲学
初出一覧
索引
編訳者紹介
内容説明
自律の秩序へ。民主的な権威概念の可能性を軸に、自由と権利の根底にある公的かつパーソナルなものを開示する。
目次
1 権利を基底におく道徳
2 権利と個人の福利
3 義務を解放する
4 価値の通約不可能性―若干の予備的考察
5 権威と正当化
6 リベラリズム・懐疑・民主制
7 自律・寛容・加害原理
8 自由な表現と個人の証し