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出版社内容情報
民主主義を維持するためのメディアは健全に機能しているのか。メディアの変質や変化が極右政治家の支持拡大に貢献したのか。
民主主義を維持するためのメディアは健全に機能しているのか。本書はこの問題意識を根底に持ち、フランスにおける国民連合など極右政党が伸長する背景をメディアとの関係から解明する。日本でも極右やポピュリスト政党がウェブメディアを利用して大きな影響を与えている今日、メディアと民主主義の関係を改めて問い直す。
内容説明
民主主義を維持するためのメディアは健全に機能しているのか。フランスで極右政党や極右政治家が支持を集める背景を、メディアの質や信頼度、そして時代ごとの「公共圏」の変化から分析し、ジャーナリズムのあり方、民主主義のゆくえを問い直す。
目次
現実と理論の交錯
第1部 政治の構図とメディア公共圏の歴史的変遷(現代フランスの政治状況;フランス・メディアの歴史;メディア公共圏の変遷)
第2部 現代メディアの自律性・双方向性・対話性と民主主義(主要メディアの信頼喪失と民主主義;インターネット公共圏の台頭;極右政治勢力の公共圏分析)
極右公共圏の展望
著者等紹介
本間圭一[ホンマケイイチ]
東洋大学社会学部メディアコミュニケーション学科教授。博士(北海道大学大学院)。読売新聞東京本社、北見工業大学を経て、2024年4月以降、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
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テーマ:極右台頭 公共圏理論交錯 メディアと民主主義 現代仏メディア課題:主流メディア信頼喪失 経営難 代替メディア台頭 公共圏理論:ハーバーマス理論 多様性 仏メディア史:革命期自由 19世紀商業化 20世紀ラジオTV 信頼喪失背景:ジャーナリスト暴力 支配感 エリート偏重 権力近さ ネット公共圏:代替メディア影響力 スフィア圏 極右メディア 極右公共圏:二重構造(主流+代替+近親者議論) 民主的議論希薄 極右戦略:ネットSNS活用 メディア迂回 結論:ジャーナリズム努力(自律性 双方向性 対話性)2025/04/17
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