「批判」の政治理論―ハーバーマスとホネットにおける批判の方法論

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「批判」の政治理論―ハーバーマスとホネットにおける批判の方法論

  • 成田 大起【著】
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  • サイズ B5判/ページ数 312p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326303304
  • NDC分類 311.234
  • Cコード C3031

出版社内容情報

ハーバーマスとホネットにとって「批判」とは何か。批判理論を代表する両者の批判の方法論を捉え、現代政治理論との対話を試みる。

ハーバーマスとホネットは批判を介して理論と実践がいかに関わるのか、理論家と当事者の関係を論じる「批判の方法」を探求してきた。本書は両者の主著を読み解きその方法論を「再構成的批判」として析出する。またロールズ、ウォルツァー、フレイザーらとの論争を検討し、規範的政治理論の文脈で批判理論の独自性を明らかにする。

内容説明

社会批判の参加者と理論家との関係を論じる「批判の方法論」を、両者の主著を詳細に読解することで再構成的批判として析出。またロールズ、ウォルツァー、フレイザーらとの論争から規範的政治理論との対話を試みる。

目次

批判的な政治理論と批判の方法論―再構成的批判とは何か
第1部 ハーバーマスとホネットの批判理論(ハーバーマスによる再構成的批判の確立―認識論から言語論へ;ハーバーマスによる再構成的批判の展開―討議理論の形成から宗教論まで;ホネットによる再構成的批判の確立―承認論と社会的病理論;ホネットによる再構成的批判の展開―『自由の権利』を中心に)
第2部 政治理論の中のハーバーマスとホネット(批判の様々な方法論―正当化可能性と実現可能性という論争軸;再構成的批判に対する異論の検討;ハーバーマス‐ロールズ論争;ホネット‐フレイザー論争―「再分配」と「承認」の論じ方)
ハーバーマスとホネットの相違および今後の課題

著者等紹介

成田大起[ナリタヒロキ]
1988年、神奈川県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程単位取得退学。博士(政治学)。現在、日本学術振興会特別研究員PD(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Bevel

5
〈理論家が社会を批判するって何目線なの。そしてどうして別の文化に対しても口出しできると思うのか〉などとつい考える人に、細かな論点を張り合わせることで、批判を行為として全体として浮かび上がらせてくれる。特権的な行為を選別し(討議ないし承認)、規範性を取りだし、歴史の普遍的な法則性にコミットする議論を背景とすることで、機能不全として社会的病理を論じ、その帰結を市民に受け入れられるかどうかで測るという感じ。統計を使わずに社会を語るときに引き受けないといけない重い負荷の内実を解像度高く想像させてくれる。2024/02/06

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