出版社内容情報
曽野 綾子[ソノアヤコ]
著・文・その他
内容説明
今すぐ「いい人」をやめなさい。人間関係の煩わしさほど、人生を豊かにするものはない。自らの経験をもとに説く「人生100年時代」を歩むための21の道しるべ。ロングセラー『人びとの中の私』を全面改稿!
目次
人間を理解する道
勝ち気や見栄を捨てれば強くなれる
自分らしい生き方をする
変えられる運命、変えられない運命
人生の脇道に迷い込む前に
他者を想像する力
冷静と情熱の間
偽者の強者と偽者の弱者
秀才も鈍才も共にいてこそ何事かをなし得る
旅は人生に似ている〔ほか〕
著者等紹介
曽野綾子[ソノアヤコ]
1931年東京都生まれ。作家。聖心女子大学卒。『遠来の客たち』(筑摩書房)で文壇デビューし、同作は芥川賞候補となる。1979年ローマ教皇庁よりヴァチカン有功十字勲章を受章、2003年に文化功労者、1995年から2005年まで日本財団会長を務めた。1972年にNGO活動「海外邦人宣教者活動援助後援会」を始め、2012年代表を退任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れい
11
【図書館】読みやすいかなと思わせながら、読み始めてみると難しくはない文章なのに、密度が高く、反芻が必要だった。ウイットに富むとでも表現できようか。人と付き合うにはいいとこ取りでよいんだなと。自分も含め、他人の性格はよいところも悪いところもあるのだから、無理に全部好きになる必要ないんだなと。2023/01/27
みるきー
9
死ぬ時に穏やかな人は、沢山与えてきた人だと言う。子どもがいる人の方が、静かに死んでいくらしい。 昔よりはマシだが、人間は生物として闘争の中で生きている。悲しいことに確定した平和、安全は無い。被害者意識を持つよりも、争いがある中で、いかにより良い世界を作ることに貢献できるか、というところに挑戦したい。綺麗事だけではなく、具体的に行動を起こしていきたいもの。形のないものだけではなく、形あるものを残していこう。2023/08/31
向山 彰彦
3
印象的な項: 好奇心を失うのは魂の老化 人生の負け戦には耐えればいい 強い人とは怖さを感じない人ではなく怖さにに耐える人2022/10/15
YusukeSantana
1
少しぐらい嫌われた方が良い 考えすぎず自分を出しても 良いのですね 2023/03/15
orange
1
人生において自分と関わる一人ひとりから、小さなことでもいいから、何かしら学びにつながるものがあること。人は学び続けることで、成長する。功績を残している人、先生、地位や名誉のある人の一言は多くの人に影響を及ぼすだろう。けれど案外、仲の良い友達の何気ない一言や、毎日のように家族から言われていること、教わったことのほうが、すっと心に入り、今でも覚えていることが多い。いくつになっても学び続ける姿勢を忘れないでおこう。2022/11/08
-
- 和書
- 2026 世界の自由ネコ