日本大学法学部叢書<br> 歴史認識問題とメディアの政治学―戦後日韓関係をめぐるニュースの言説分析

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日本大学法学部叢書
歴史認識問題とメディアの政治学―戦後日韓関係をめぐるニュースの言説分析

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  • サイズ A5判/ページ数 276p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326303038
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C3031

出版社内容情報

歴史認識はいかに形成され、日韓関係で何が「問題」とされてきたのか? 政治エリート・メディア・世論の相互作用から解明する。

日韓国交正常化交渉、歴史教科書、慰安婦問題…。戦後日韓関係において歴史認識問題は潜在化と顕在化を繰り返し、幾度も争点化されてきた。我々の歴史認識の構築にメディアと世論はいかに関与しているのか。政治コミュニケーションのフレーム概念を駆使し、政治エリート・メディア・世論が相互作用する争点化過程を鮮やかに析出する。

内容説明

日韓国交正常化交渉、歴史教科書、慰安婦問題―私たちはなぜ今、歴史認識を「問題」としているのか?戦後断続的に外交問題化してきた日韓間の歴史認識問題を、メディア・世論・政治エリートが相互作用する「意味づけをめぐる政治」から分析する。

目次

第1部 外交政策の政治コミュニケーションに関する理論的考察(政治コミュニケーション論の展開;政治コミュニケーション論における外交政策・メディア・世論の研究;外交政策の政治エリート・メディア・世論の「相互作用モデル」―メディア・フレームの再構成を通じて)
第2部 戦後日韓関係における歴史認識問題とマス・メディア報道(日韓国交正常化交渉をめぐるメディア言説の変遷―メディア・フレーム分析の観点から;日韓歴史教科書問題の外交問題化とメディア・フレームの競合;冷戦後の日本社会における歴史認識とメディア・フレームの変容―一九九〇年代の慰安婦問題を事例に;第一次安倍政権における慰安婦問題とメディア・フレームの競合;第二次安倍政権における慰安婦問題をめぐるメディア言説の編成;日韓歴史認識問題をめぐるジャーナリズムの今後の展望)

著者等紹介

三谷文栄[ミタニフミエ]
日本大学法学部新聞学科准教授。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程単位取得退学。博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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