デモクラシーと民族問題―中東欧・バルト諸国の比較政治分析

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デモクラシーと民族問題―中東欧・バルト諸国の比較政治分析

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  • サイズ A5判/ページ数 252p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326302390
  • NDC分類 316.834
  • Cコード C3031

出版社内容情報

冷戦後に噴出した中東欧・バルト諸国の民族問題。民族対立は歴史や感情に根ざした避けられないものなのか? もしそうだとしたら、なぜ、民族問題が激しい対立にいたらない場合もあるのか? 多数の国を計量的に分析し、さらに少数の国の過程追跡で実証し、政党間競争が民族問題にいかなる影響を与えるかを浮き彫りにする。

内容説明

民族対立は「運命」なのか?冷戦後に噴出した中東欧・バルト諸国の民族問題。そのなかには激しい民族対立にいたるケースもあれば、そうでないものもあった。民主的選挙はこの民族問題にどんな影響を与えていたのか?幅広い計算分析と緻密なケーススタディで、冷徹に実証する。

目次

イントロダクション:政治的民族関係(本書の目的;中東欧新興民主主義国の民族関係という謎;本研究の意義 ほか)
第1部 理論と実証(中東欧と民族問題:問題の所在と既存研究検討;政党間競争と民族政治:実証理論とモデル;民族問題と政治的競争の計量分析)
第2部 事例研究(ラトヴィア・エストニア比較分析;ラトヴィア:融合社会の対立的エスノポリティクス;エストニア:分離社会の妥協的エスノポリティクス)
おわりに:選挙、政治家、民族問題

著者等紹介

中井遼[ナカイリョウ]
早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程修了。博士(政治学)。日本学術振興会特別研究員、早稲田大学政治経済学術院助手などを経て、立教大学法学部助教。専門は政治学、比較政治(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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