内容説明
公・私・共によるコー・ガバナンスの展開。政治学、行政学、NPO論の各分野を架橋した、公民パートナーシップによる政治過程のマネジメントとしてのパブリック・ガバナンスを論じる。
目次
第1章 コー・ガバナンスをめぐる新制度論とネットワーク論の交差―新しいガバナンス(NPG)の可能性(ガバナンス・ストーリー;政策ネットワーク論と新制度論の登場 ほか)
第2章 「新しい公共」の構造転換とコミュニティ・アクター(「新しい公共」をめぐるパラダイム・チェンジ;「新しい公共」への流れ、「ガバメント」から「コー・ガバナンス」へ ほか)
第3章 公共サービスの供給主体とステイクホールダー社会―参加型予算配分システムの展望(公共サービス、行政サービス、社会サービス;公共事業と公益事業 ほか)
第4章 公民パートナーシップの媒介によるガバメントとガバナンスの相補性(新公共マネジメント(NPM)モデルから公民パートナーシップ(PPP)モデルへ
日本版NPMとPFI事業 ほか)
著者等紹介
山本啓[ヤマモトヒラク]
1947年山形県鶴岡市生まれ。中央大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(政治学)。東北大学大学院名誉教授。学校法人山本国際学園理事長。前日本公益学会会長。専攻は政治学、公共政策論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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