内容説明
ガバメントからガバナンスへ。一つの国家における政策決定過程の新しい形態であり、新しい民主主義理論として形成されつつあるガバナンス論を、重層的な視点から紹介する。
目次
序章 なぜガバナンスについて論じるのか―政治学の立場から
第1章 政権交代と利益誘導政治―民主党政権における利益誘導を
第2章 ガバナンスと福祉
第3章 地方政府形態とローカル・ガバナンス
第4章 ガバナンスにおける市民参加の可能性
第5章 選挙を通してみる市・区長像―1990年代以降の実態
第6章 地方分権改革による効率的公共財供給とガバナンス―三位一体の改革による都道府県住民への影響を中心に
第7章 民主化の成功と失敗―民主的ガバナンスを考えるために
終章 国家をめぐるガバナンス―総括と展望
著者等紹介
秋山和宏[アキヤマカズヒロ]
1944年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科修了。修士(法学)。現職は日本大学法学部教授
岩崎正洋[イワサキマサヒロ]
1965年生まれ。東海大学大学院政治学研究科博士課程後期修了。博士(政治学)。現職は日本大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 幼児期と社会 〈2〉