新聞統合―戦時期におけるメディアと国家

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新聞統合―戦時期におけるメディアと国家

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  • サイズ A5判/ページ数 409,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326302055
  • NDC分類 070.21
  • Cコード C3031

内容説明

戦時下の言論統制において「新聞は筆を折られた」のか?否。一県一紙の新聞統合で、新聞社自身が積極的に関与した経緯を丁寧に追う。戦時下日本で大小の新聞社が整理統合・再編された。国家による苛烈な言論統制の象徴といわれる新聞統合。だが、新聞社自身も能動的参加者であり、国家と連繋した戦時言論体制完成のプレイヤーだった。そこには従来の「被害者としてのメディア」の姿はない。

目次

序章 戦時期メディア研究の意義
第1章 新聞統合前史―満州事変勃発前後
第2章 新聞統合の始動―日中戦争開始前後
第3章 新聞統合の進展―太平洋戦争開始前
第4章 新聞統合の完成―太平洋戦争開始後
第5章 強制と能動的参加の構造

著者等紹介

里見脩[サトミシュウ]
1948年、福島県生まれ。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得満期退学。博士(社会情報学、東京大学)。現在、四天王寺大学人文社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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