内容説明
「地域政策学とは何か」という問いを初学者にも分かりやすく解説。地域政策学の骨格である「基本政策」、必須キーワード「基礎知識」、分野別に整理された「個別領域」により、学問を体系的に示す。
目次
地域政策学事典の構成とその活用法
第1部 地域政策を構成する基本政策(都市政策;住宅政策;農業政策;産業政策 ほか)
第2部 地域政策に関する基礎知識(ガバナンス;公共政策;政策科学;オペレーションズ・リサーチ ほか)
第3部 個別領域(地域行政;法制度と地域;都市・農村;地域経済 ほか)
著者等紹介
増田正[マスダタダシ]
高崎経済大学地域政策学部教授
友岡邦之[トモオカクニユキ]
高崎経済大学地域政策学部准教授
片岡美喜[カタオカミキ]
高崎経済大学地域政策学部准教授
金光寛之[カネミツヒロユキ]
高崎経済大学地域政策学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
7
農業政策と文化政策など注目を。前者は、農基法そして新農基法で、とりわけ六次産業化の動きが気になる。後者は、芸術や伝統文化の保護、そして市民社会との関わりが問われる。評者の関心は、中山間地域における農業政策と文化政策の融合により、地域づくりに政策をどう反映させれば制度や条例の補完によって、地域問題を克服していけるのか、にある。先のエコツーリズム本からすると、ガバナンスがあり、本書では共治という(41頁)。互恵と公共性ある地域づくり(55頁)。地域マーケティングは標的とする人々からの好ましい反応(153頁)。2013/11/25
hibiku
0
1,2ページごとに1つの用語を解説して進んでいく。辞典というだけあって、さすがに幅広い。そして辞典というだけあって、内容は薄い。一面的な見方になってるものもあったりする。こういう本が1冊あれば、文章書くときに助かるのかもしれないなー。2013/09/18