アダム・ファーガスンの国家と市民社会―共和主義・愛国心・保守主義

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アダム・ファーガスンの国家と市民社会―共和主義・愛国心・保守主義

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  • サイズ A5判/ページ数 261p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326301935
  • NDC分類 362.06
  • Cコード C3031

内容説明

経済的人間は政治的人間たりうるのか。人々と社会を結びつけるものは何か。ブリテンに統合されて間もない18世紀スコットランド。市民社会と国家の関係が変容していった時代に、ファーガスンが市民社会概念に込めた意味とは。その多様な意味をひもとき、現代社会への示唆を探る。

目次

はじめに ファーガスンと現代市民社会論
序章 スコットランド長老派教会における穏健派の台頭―スコットランド啓蒙へ
第1章 ファーガスンの歴史編纂と社会契約論の否定―「未開人の徳」の意義
第2章 近代文明社会―未開社会から何が「進歩」してきたか
第3章 近代文明社会の危機
第4章 「多数による専制」と自由の限界
第5章 活動的精神と対立の重要性
第6章 アメリカ独立問題に見るファーガスンの政治的保守主義
総括 政治社会と商業社会をつなぐもの

著者等紹介

青木裕子[アオキヒロコ]
1969年生まれ。国際基督教大学大学院行政学研究科博士後期課程修了(博士(学術)(Ph.D.))。現在、慶應義塾大学・法政大学・武蔵野大学講師、武蔵野大学政治経済研究所客員研究員。専門は政治学、思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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