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現代日本政治研究と丸山眞男―制度化する政治学の未来のために

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  • サイズ A5判/ページ数 256,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326301867
  • NDC分類 311.21
  • Cコード C3031

内容説明

政治学の方法。後進国エリート丸山が、敗戦国日本に向けたまなざしを、彼の同時代政治分析の中に読む。

目次

1 日本政治研究の発展と制度化過程(日本政治研究史における断絶;制度化と喪失)
2 丸山眞男同時代政治論の方法(制度としての国家;精神構造論によるポリティ分析)
3 学問と知識人(“在家仏教主義”論と丸山の制度化構想;制度化と政治学者の役割)
一九八七年のルースボール

著者等紹介

渡部純[ワタナベジュン]
1962年生まれ。東北大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。京都大学博士(法学)。明治学院大学法学部准教授。政治学、政策過程論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Ikkoku-Kan Is Forever..!!

2
丸山を政治学史のなかで捉えるというのは興味があるけど、専門バカが多く思想家がいなくなってしまったという今日の政治学批判の文脈で語るから、丸山眞男論としてはよくある知識人論・学問論に・・・。その点、例えば国家学から行動科学への移行(政治の国家からの解放)というベクトルと主体性という命題をパラレルに考えたらどうか。その点で、筆者が終論で丸山の「論理と心理」で示された体系は文化論ではなく構造分析の理論装置だと指摘する点p202-203について、丸山自身が根はもっと深いと言うことや古層論三部作をどう説明するのか?2013/08/16

Ryueno

0
もし僕が政治学者になったら、第6世代になるのかな。2011/08/04

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