期待、制度、グローバル社会

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  • サイズ A5判/ページ数 255p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326301812
  • NDC分類 331
  • Cコード C3031

内容説明

グローバル化する世界のなかで、ヒト、組織、国家の期待が実現する社会の可能性を問う、新しい政治経済学の挑戦。

目次

第1部 新たな政治経済学へ(制度、合理性、期待:新しい政治経済学のための原理的考察;政治理論における期待、制度、合理性)
第2部 紛争における期待と制度(国内観衆費用の起源:態度、期待、制度;国内の「期待」と国際危機のエスカレーション)
第3部 民主化をめぐる期待と制度(政治競争、レント・シーキング、汚職:チリにおける「クリーンな」政府の誕生;選挙権威主義体制の持続と崩壊の論理:経験的検証)
第4部 国際社会への期待と制度(自由貿易の政治的基盤:人はいかにして自由貿易を支持するのか?;国際裁判における国家行動のゲーム理論的分析)

著者等紹介

田中愛治[タナカアイジ]
オハイオ州立大学政治学部博士課程修了(Ph.D.)。青山学院大学法学部教授などを経て現在、早稲田大学政治経済学術院教授(政治学)

河野勝[コウノマサル]
スタンフォード大学政治学部博士課程修了(Ph.D.)。ブリティッシュ・コロンビア大学政治学部助教授などを経て現在、早稲田大学政治経済学術院教授(政治学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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oligarchical

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我らが早稲田大学政治経済学術院などで行われているグローバルCOEプログラムから生まれた書籍だけあって、中々歯ごたえがある一方で魅力的な内容となっている。中でも、6章「選挙権威主義体制の持続と崩壊の論理」や8章「国際裁判における国家行動のゲーム理論的分析」は、新しい理論であり、且つ興味のそそられるものであった。ただ、私は、この本で監修を務めた田中愛治の文章が読みたかったのであり、彼の文章が全くなかった(前文のみ)のは、少し不満である。2010/08/13

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