出版社内容情報
中世末期の北ドイツ・ハンザ都市の支配者層の形成過程とこの特色,市民抗争の主導者を考察し,抗争の原因を追求して,抗争の歴史的意義ついて検討を試みる。
【目次】
はしがき
序 論 中世ハンザ都市における市民抗争
第1章 保守的都市体制への転換
―リューベックにおける市民抗争
第1節 1380 / 84年の市民抗争=「肉屋の乱」について
第2節 1408~16年の市民抗争について
第2章 ラート参政権の要求
―シュトラールズント、ロストクにおける市民抗争
第1節 14世紀のシュトラールズントにおける市民抗争について
第2節 15世紀初頭のロストクの政変について
第3章 武力闘争の回避
―ハンブルグにおける市民抗争
第1節 ハンブルグにおける1376年の市民抗争について
第2節 ハンブルグにおける1410年の市民抗争について
第4章 対立から改革へ
―ブラウンシュヴァイクにおける市民抗争
第1節 1374~86年の「シヒト」について
第2節 「シヒト」後の市民改革について
第5章 中世ハンザ都市の市民抗争
参考文献
索 引
目次
序論 中世ハンザ都市における市民抗争
第1章 保守的都市体制への転換
第2章 ラート参政権の要求
第3章 武力闘争の回避
第4章 対立から改革へ
第5章 中世ハンザ都市の市民抗争