出版社内容情報
新たな政治的システムとして注目されている広域協議会の発展をあとづけ，具体的な事例に即して機能と構造を詳細に分析し，その重要性を指摘する。
【目次】
はしがき
第Ⅰ部 広域行政の類型と広域協議会の位置
はじめに
第１章 広域団体増加の背景 １ アメリカの都市化状況
２ 連邦補助金の広域協議会に与える影響
第２章 広域政府の機能と機構
１ 広域政府の類型
２ 一層方式広域政府 市＝カウンティ統合政府 ３ 二層方式広域政府
第３章 広域協議会の背景と機能
１ 共同方式における広域協議会の位置
２ 発展・背景
３ 定義・機能
４ 政策形成過程
５ 財政
第４章 広域政府の課題
１ 広域政府の基礎
２ 広域政府の課題と展望
第Ⅱ部 サンフランシスコ湾域の広域行政システム
―ベェイ・エリア政府間協議会（ABAG）を中心として―
はじめに
第１章 ABAGの形成過程
１ 広域政治・行政システム形成の環境
２ 広域機関の形成過程
第２章 ABAGの機能と機構
１ 機能とその拡大過程
２ ABAGの機構
３ 政策形成―審査過程
４ ABAGの財政
５ 政策形成―履行過程におけるリーダーシップ
第３章 ABAGの計画と政策
１ 総合広域計画の基礎
２ 広域計画プログラム機能の発達過程
３ 広域諸政策・計画の作成過程
第４章 広域区の機能と機構
はじめに
１ サンフランシスコ湾広域保全・開発行政システム
２ 広域水資源管理行政システム
３ 広域大気汚染規制行政システム
４ 広域大量輸送管理行政システム
終 章 アメリカ民主制における広域協議会の位置
はじめに
１ 広域協議会の発展と連邦制の変容
２ 発展への課題と展望
<付録Ⅰ>「全国広域協議会連合」広域活動方針
<付録Ⅱ>ベェイ・エリアにおいて提案された主なる広域政府案の機能と機構
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