毛沢東主義 - 理論と実践の歴史的検討

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  • サイズ A5判/ページ数 338p
  • 商品コード 9784326300143
  • NDC分類 309.3
  • Cコード C3031

出版社内容情報

毛沢東が死んでもかれの理論は毛沢東主義として中国を支配し,その信者は再生産されていく。毛の理論は本当にマルクス・レーニン主義を高めたものと言いうるものなのか?

【目次】

 まえがき

第1章 序論
     ―毛沢東主義とはなにか?

第2章 革命運動の指導者における理論と実践との統一
     ―毛沢東主義の誕生

第3章 毛沢東主義「哲学」の出現
     ―修正主義的体系化としての成長

第4章 偉大な毛から滑稽な毛への転落
     ―「放鳴」運動のつまづき

第5章 「人民内部の矛盾」論
     ―毛沢東主義の「哲学」の新しい展開

第6章 「三面紅旗」の失敗と世界戦略における中ソの対立

第7章 経験主義的教条主義の満開
     ―中ソ対立の激化

第8章 プロレタリア文化大革命
     ―毛の幻想にもとづく「革命」とその現実

 附 録
1 毛沢東における否定の法則の修正
2 毛沢東の権力観と粛清の論理