バイリンガルの世界へようこそ―複数の言語を話すということ

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バイリンガルの世界へようこそ―複数の言語を話すということ

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326299300
  • NDC分類 801.03
  • Cコード C3011

出版社内容情報

幼い頃からの訓練が必要? 早い時期からバイリンガルになると、言語習得が遅くなる? バイリンガルにまつわる誤解を解消する。

日本語版序文


第1章 バイリンガルの世界
 バイリンガリズムをどのように定義するか
 フランス語圏の国々
 フランス

第2章 バイリンガリズムの特徴
 言語知識と言語使用
 なまり(アクセント)
 相補性の原理
 言語の変化
 言語モード
 言語の選択
 他の言語の介入
 他の言語が求めずとも入ってくるとき

第3章 バイリンガルになる
 バイリンガリズムになる要因
 同時的バイリンガリズム
 継続的バイリンガリズム
 バイリンガルの子どもとその複数言語
 家庭におけるバイリンガル
 バイリンガルの子どもと共に暮らす
 学校でのバイリンガリズム
 
第4章 バイリンガリズムのさまざまな側面
 バイリンガリズムのイメージ
 バイリンガリズムの種類を分類することの危険性
 バイリンガリズムの効果
 バイカルチュラリズム
 例外的なバイリンガル
 
結論

参考文献
監訳者あとがき
索 引
訳者紹介

フランソワ・グロジャン[フランソワ グロジャン]
著・文・その他

西山 教行[ニシヤマ ノリユキ]
監修

石丸 久美子[イシマル クミコ]
翻訳

大山 万容[オオヤマ マヨ]
翻訳

杉山 香織[スギヤマ カオリ]
翻訳

内容説明

幼い頃からの訓練が必要?早い時期からバイリンガルになると、言語習得が遅くなる?バイリンガル研究の第一人者が、やさしく解説する。

目次

第1章 バイリンガルの世界(バイリンガリズムをどのように定義するか;フランス語圏の国々 ほか)
第2章 バイリンガリズムの特徴(言語知識と言語使用;なまり(アクセント) ほか)
第3章 バイリンガルになる(バイリンガリズムになる要因;同時的バイリンガリズム ほか)
第4章 バイリンガリズムのさまざまな側面(バイリンガリズムのイメージ;バイリンガリズムの種類を分類することの危険性 ほか)
結論

著者等紹介

グロジャン,フランソワ[グロジャン,フランソワ] [Grosjean,Fran〓ois]
1946年生まれ。ヌーシャテル大学名誉教授。専門は心理言語学。言語処理のモデルのほか、言語の知覚・理解・産生、バイリンガリズムとバイカルチュラリズム、手話とろう者のバイリンガリズム、失語症患者の発話理解の評価方法などについて研究を行っている

西山教行[ニシヤマノリユキ]
1961年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。文学修士(明治大学)、専門研究課程(DEA)(ポール・ヴァレリー大学)、明治大学大学院博士後期課程満期退学。専門は言語教育学、フランス語教育学、言語政策

石丸久美子[イシマルクミコ]
京都外国語大学外国語学部准教授。大阪大学博士(言語文化学)、ナント大学博士(言語化学)

大山万容[オオヤママヨ]
京都大学国際高等教育院非常勤講師。京都大学博士(人間・環境学)

杉山香織[スギヤマカオリ]
西南学院大学文学部准教授。東京外国語大学博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サアベドラ

24
バイリンガルを巡る様々な言説と現在の研究でわかっている事実を平易に解説した本。著者は自身もフランス語と英語に堪能なフランス人言語学者で、バイリンガル研究の第一人者。2つの言語を同じ水準で使いこなすことができる、いわゆる「均衡バイリンガル」は実際は非常に稀で、複言語話者の数パーセントにすぎない。外国で育てればバイリンガルになるという単純なものではなく、それぞれの言語の運用能力を維持し続けるのも大変。アイデンティティの問題も絡んでくる。メリットばかりが注目されるが、そうでない面も知れてよかった。2018/11/26

こたろう

2
複数言語を話せるようになるには、従来の説を覆す筆者の主張が興味深い本。小さな時から、複数言語に触れていないと複数言語を使用できなくなるというわけではなく、例え複数言語を使用できるようになっても、使用しなければ、主言語として使用できなくなるという点は面白かった。自転車のように一度覚えたら忘れないものではないらしい。また、某国は、自国の言語を強制するためにウソまでついて、自国の言語のみを使用させるなど、非道なことを行なっていたという歴史も興味深いし、某国らしいとも思った。2021/04/16

うすしお

1
事例がたくさんあってよかった2022/11/17

お抹茶

0
。二言語が同じ速度で発達するのは稀で,優勢言語が干渉を通してもう一つの言語に影響を与えている。著者は,バイリンガルになることは人生のどの時期でも可能と考える。バイリンガルであるバイカルチャーの人は言語とは関係なく,環境や状況,聞き手によって振る舞いや態度を変化させていると考えられる。言語ごとに人格が変わるのではない。2019/03/16

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