出版社内容情報
児童画には表出期,構成期,再現期の段階がある。それを無視し遠近法等一つの形式を教え込むことは無意味。美術史上も様々な表現法がある。内的必然性を大切にした指導を!
【目次】
1 子どもの絵はどうあるべきか
2 子どもの見かたと大人の見かた
―幼児画の理解のために―
3 〈子どもの見かた〉の意義
4 造形感覚の発達
5 「絵かき歌」 の誤り
6 民主主義と美術教育
7 一人の子どもの絵から
8 自然の回復
9 「型に入りて型を脱す」
―創造への道―
10 子どもの「芸術」
11 子どもと色彩
12 カメラの目と人間の眼
13 ピカソの絵と子どもの絵
14 子どもの美術のための本
15 児童画
あとがき
初出一覧
挿図目録
内容説明
描画は子ども時代の、またとない創造訓練の場である。自発的表現を待たない『指導』は創造の芽を殺してしまう。美術史上の多様な例も参照しながら、狭い教育観からの解放を説く。
目次
子どもの絵はどうあるべきか
子どもの見かたと大人の見かた―幼児画の理解のために
「子どもの見かた」の意義
造形感覚の発達
「絵かき歌」の誤り
民主主義と美術教育
一人の子どもの絵から
自然の回復
「型に入りて型を脱す」―創造への道
子どもの「芸術」
子どもと色彩
カメラの目と人間の眼
ピカソの絵と子どもの絵
子どもの美術のための本
児童画