出版社内容情報
近年,世の中の動きがわかりにくい。国家間,学問間,研究者と素人,保守と革新の境界が曖昧である。既成の権威が解体した混沌の時代に伝統や他者の意見をふまえ自身のことばで語った論考
内容説明
既成の権威が解体した混沌とした時代において、伝統や他者の意見をふまえつつ、自己自身のことばで語った論考。
目次
序章 戦後授業研究史覚え書き
第1部 学びの新しいモデル(授業づくりへの社会・文化的アプローチ;授業づくりのための学習者論―認知科学のアプローチ)
第2部 教える内容への問い(教育内容としての「概念」とはどのようなものか;「納得」への異議―道徳教育内容研究の観点から;学習の仕組みから「教育内容」概念を捉え直す―「教育内容」概念の記号論的分析)
第3部 教材から見えてくるもの(教材研究から教育内容を見直す―体育科教育の教育内容研究と教材化;教材と学習者の間に―教材「青い目の人形物語」再論;教材の歴史から何が見えてくるか―単元「郵便」の教材史)
第4部 教科のレーゾン・デートル(教育内容の根拠づけとして目的論を問うこと―自然科学教育の議論を素材として)
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- 和書
- 陶淵明 中国古典入門叢書