日本教育学の系譜―吉田熊次・篠原助市・長田新・森昭

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日本教育学の系譜―吉田熊次・篠原助市・長田新・森昭

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  • サイズ A5判/ページ数 408,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326250981
  • NDC分類 371.21
  • Cコード C3037

内容説明

「教育学」という学問の源流を探り、語り継ぐ。戦前・戦後期の代表的な四人の教育学者の学問的営為を追究しつつ、「日本教育学説史」の構想を教育哲学的に探求する。

目次

戦後教育学の来歴を語り継ぐために
第1章 若き日の吉田熊次―社会的教育学と国民道徳論と(吉田熊次のヒストリオグラフィー;学校との出会い―生い立ち ほか)
第2章 京都学派としての篠原助市―「自覚の教育学」の誕生と変容(日本の教育学の失われた環;「新カント学派」としての西田幾多郎 ほか)
第3章 長田新の教育学―教育学形成の荒野のなかで(長田新教育学の前提;長田新の教育学 ほか)
第4章 森昭を読む―教育的公共性から世代継承的公共性へ(啓蒙と自律、臨床化と公共性;著作を読む(1)―『教育人間学』へ ほか)

著者等紹介

小笠原道雄[オガサワラミチオ]
1936年生まれ。広島大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。教育学博士。現在、広島大学名誉教授、ドイツ・ブラウンシュヴァイク工科大学名誉哲学博士(Dr.phil.h.c.)

田中毎実[タナカツネミ]
1947年生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(教育学)。現在、武庫川女子大学文学部教授

森田尚人[モリタヒサト]
1944年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。元中央大学文学部教授

矢野智司[ヤノサトジ]
1954年生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程退学。博士(教育学)。現在、京都大学大学院教育学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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