内容説明
グローバルな変化と多様性を生き抜く力はどの様に育つのか?国や文化の境界を跨ぐ日本人家族の教育戦略とアイデンティティに迫る。
目次
越境する日本人家族とグローバル化の圧力
第1部 家族・学校・コミュニティ(2つの国に繋ぎとめられる心性の構築;トランスナショナルな教育戦略の構築―「良い日本人ママ」の葛藤;子どもたちの教育機会―現地校・日本人補習校・塾)
第2部 子どもたちのトランスナショナルな日常世界(柔軟な日本人アイデンティティの形成;複数の文化的空間と順応力の形成;子ども文化と社交力の形成;帰国後の「グローバル型能力」と日本の学校文化;グローバル時代の日本人アイデンティティと能力のゆくえ)
著者等紹介
額賀美紗子[ヌカガミサコ]
1977年東京都生まれ。2000年東京大学教養学部卒業。2008年カリフォルニア大学ロサンゼルス校社会学部博士課程修了。博士(社会学)。現在、和光大学現代人間学部専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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