内容説明
何かを憶え、そして思い出すときに、何が起きているのか。人間の記憶を支える7つの原理を提唱し、統一的な説明で広大な記憶研究を俯瞰する。
目次
第1章 はじめに
第2章 システム説と処理説
第3章 手がかりがなければ始まらない
第4章 符号化と検索の関係が大切
第5章 手がかりの負荷は軽い方が良い
第6章 記憶は単なる再現ではない
第7章 混じりけなしでは測れない
第8章 目立つものほど憶えられる
第9章 決めうちされるほど憶えにくい
第10章 最後に、再び原理について
著者等紹介
スープレナント,A.M.[スープレナント,A.M.][Surprenant,Aim´ee M.]
1992年、Ph.D.取得(エール大学)。インディアナ大学での研究により、アメリカ国立衛生研究所からNational Research Service Awardを獲得。現職はニューファンドランド・メモリアル大学心理学科教授
ニース,I.[ニース,I.][Neath,Ian]
1991年、Ph.D.取得(エール大学)。現職はニューファンドランド・メモリアル大学心理学科教授。人間の記憶について多くの論文や著書を執筆し、現在はMemory&Cognition,Journal of Memory and Language,Psychological Science誌で編集委員を務める
今井久登[イマイヒサト]
1962年生まれ。1995年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(心理学)。東京大学助手、東京女子大学現代教養学部教授を経て、学習院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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