内容説明
同時代のテクストを読み解き、シュタイナーの人間観を形成史的に考察しつつ、その思想や芸術論の意味内実と特質を明らかにする。
目次
第1部 シュタイナーの人間観に関する形成史的考察(シュタイナーの思想形成;シュタイナーの全体論的人間観―19世紀自然科学との対峙という視角から;シュタイナーの発達理論の再検討―進化論的視点に着目して)
第2部 シュタイナーの教育思想における「芸術」の意義(「Kunst」概念に関する思想史的考察;「音楽的なもの」と教育思想;「彫塑的・造形的なもの」と教育思想;「音楽的なもの」と「彫塑的・造形的なもの」の統合としての言語教育)
著者等紹介
柴山英樹[シバヤマヒデキ]
1976年神奈川県に生まれる。2005年日本大学大学院文学研究科博士後期課程(教育学専攻)満期退学、博士(教育学)(日本大学)。現在、聖徳大学児童学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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