内容説明
私たちは精神疾患にどのようなイメージを抱いているのか。精神保健の知識と理解に関する、本邦初の全国規模の面接調査と国際比較研究から、日本人のメンタルヘルスリテラシーを探る。
目次
第1章 精神疾患に関する日本人の考え方―これまでの調査研究と知見
第2章 日本人のメンタルヘルスリテラシー
第3章 精神保健に関する日豪比較共同研究
第4章 偏見、差別、社会的距離に影響するファクター
第5章 オーストラリアにおける啓発活動と成果
第6章 日豪共同研究のまとめと日本で考えられる啓発活動
著者等紹介
中根允文[ナカネヨシブミ]
韓国に生まれる。長崎大学大学院医学研究科内科系精神神経学専攻修了。長崎大学教授、長崎国際大学教授を経て、出島診療所長、長崎大学名誉教授、医学博士
吉岡久美子[ヨシオカクミコ]
長崎県に生まれる。九州大学大学院人間環境学研究科人間共生システム専攻博士後期課程修了。福岡大学人文学部・大学院人文科学研究科(教育・臨床心理専攻)准教授、人間環境学博士
中根秀之[ナカネヒデユキ]
長崎県に生まれる。九州大学大学院医学研究科博士課程内科系専攻(精神神経科)修了。長崎大学大学院医歯薬学総合研究科精神障害リハビリテーション学分野教授、医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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