ニューカマーの子どもと学校文化―日系ブラジル人生徒の教育エスノグラフィー

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ニューカマーの子どもと学校文化―日系ブラジル人生徒の教育エスノグラフィー

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  • サイズ A5判/ページ数 247p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326250523
  • NDC分類 372.1
  • Cコード C3037

内容説明

構造的弱者の戦略や戦術、語りの重層性に注目し、かれらを、現実世界に意味を与え「場」を構成していく行為者と捉えなおすことにより、学校文化存続のメカニズムと、その変革の契機を明らかにする。

目次

序章 ニューカマーの教育問題?
第1章 「ニューカマーと学校文化」研究への視座
第2章 日系ブラジル人の適応過程―「家族の物語」の形成と調整
第3章 日系ブラジル人の教育戦略―出稼ぎと永住のはざまで
第4章 差異をめぐる教師の戦略と学校文化
第5章 日系ブラジル人が生きる学校世界―抵抗のジレンマと創造性
第6章 変容する学校文化の「境界枠」―日本語教師の戦略に注目して
終章 何をどのように見るべきか、何ができるのか

著者紹介

児島明[コジマアキラ]
1968年島根県に生まれる。1992年名古屋大学教育学部卒業。民間会社勤務を経て、2002年名古屋大学大学院教育学研究科博士課程後期課程修了。博士(教育学)。和光大学人間関係学部人間発達学科専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報

「新参者」として日本の学校に飛び込んだニューカマーの子どもがとる戦術とは何か?綿密なエスノグラフィー調査により創造的プロセスとしての学校文化を提唱する。

長期にわたる参与観察・聞き取り調査を通じて、ニューカマーの子どものエスニシティと日本の学校文化との遭遇や葛藤を生き生きと描く。構造的弱者の戦術や戦略、語りの重層性に注目し、かれらが、現実世界に意味を与え「場」を構成していく行為者と捉えられることを実証。学校文化存続のメカニズムと、その変革の契機を明らかにする。

関連書:志水宏吉ほか編 『ニューカマーと教育』(明石書店)


序章 ニューカマーの教育問題?
1 日本社会の変動とニューカマー
2 教育分野におけるニューカマー受け入れの現状
3 学校文化を映す鏡としてのニューカマー
4 フィールドの概要
5 本書の構成

第1章 「ニューカマーと学校文化」研究への視座
1 先行研究の検討
2 分析の枠組み
3 研究の手法

第2章 日系ブラジル人の適応過程──「家族の物語」の形成と調整
1 「家族の物語」という視点
2 調査の対象と方法
3 日系ブラジル人の「家族の物語」
4 滞在の長期化がもたらす物語の多様化

第3章 日系ブラジル人の教育戦略──出稼ぎと永住のはざまで
1 日系ブラジル人の教育戦略
2 「家族の物語」と学校選択
3 日本の学校を選択した家族の教育戦略:家庭・学校・将来
4 多様化する教育ニーズ

第4章 差異をめぐる教師の戦略と学校文化
1 ニューカマーの受け入れと教師の戦略
2 調査の対象と方法
3 差異をめぐる教師の戦略
4 二つの戦略の自文化中心主義的な基盤

第5章 日系ブラジル人が生きる学校世界──抵抗のジレンマと創造性
1 ニューカマー生徒にとっての学校「適応」
2 日系ブラジル人生徒の抵抗の諸相
3 抵抗のジレンマと可能性

第6章 変容する学校文化の「境界枠」──日本語教師の戦略に注目して
1 ニューカマーの受け入れがもたらす新たな環境
2 「文化的境界枠」と日本語教師の戦略
3 学校文化の境界枠
4 自己の位置づけをめぐる境界枠戦略
5 「場」を創出する境界枠戦略
6 プロセスとしての学校文化

終章 何をどのように見るべきか、何ができるのか
1 本書の要約
2 本書を通じて見えてきたこと
3 学校文化の変革に向けて
4 今後の課題

引用・参考文献
資料 インタビュー対象者リスト
あとがき
人名索引
事項索引