歴史を書くとはどういうことか―初期近代ヨーロッパの歴史叙述

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歴史を書くとはどういうことか―初期近代ヨーロッパの歴史叙述

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  • サイズ A5判/ページ数 304p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326200658
  • NDC分類 230.5
  • Cコード C3020

出版社内容情報

誰が、何のために、どのように歴史を語るのか──歴史叙述の歴史を探求し、歴史と政治との関連について再考する。

歴史の語りは政治的な身振りと直結している。過去の何が記憶されるべきか、どのように書かれ、何が意図され、社会に何がもたらされたのか。本書はこのような問いをもとに、特に西欧初期近代の思想家たちにとっての歴史、歴史の書き方、政治的利用について検討し、これからの歴史叙述のあり方と政治との関連について示唆する。

内容説明

誰が、何のために、どのように歴史を語るのか。歴史叙述の歴史を探求し、歴史と政治との関連について再考する。

目次

第1部 二〇世紀の思想史家の方法(なぜ歴史を語るのか―物語論、時間地平、時間意識;スキナーとポーコックおよび思想史叙述の問題;歴史叙述と初期近代;自由としての歴史叙述―オークショットとポーコック)
第2部 初期近代の歴史叙述の諸相(古典弁論術のhistoria―理論と実践;イスラーム史を学ぶこと;ポリツァイ学者ユスティの歴史叙述―勢力均衡と貴族の歴史;モンテスキューの「アジア的専制」論とその影響;ルソーにおける共和国の軍事システムと古代ローマ史;アメリカ連邦制と古典古代)

著者等紹介

小谷英生[コタニヒデオ]
1981年生。群馬大学共同教育学部准教授。専門は哲学、倫理学、社会思想史

網谷壮介[アミタニソウスケ]
1987年生。獨協大学法学部准教授。専門は18世紀ドイツの政治思想、カントの政治哲学

飯田賢穂[イイダヨシホ]
1984年生まれ。筑波大学人文社会系准教授。専門は近代西洋政治思想史(特にジャン=ジャック・ルソーの『社会契約論』研究)

上村剛[カミムラツヨシ]
1988年生。関西学院大学法学部准教授。専門は18世紀の英米政治思想史、三権分立の概念史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほなみ

1
抽象的な前半部分と具体例を出しながら、歴史叙述を行う後半部分に分かれる。 ものすごいざっくりいうと、歴史を語るということは現代に影響与えるためなのかや、客観主義だとか、歴史の立場や使われ方が書かれている。 以前読んだE・Hカーの「歴史とは何か」が個人的には非常にしっくりきていたが、歴史の語り方一つとっても、こんなにも様々な立場があるとは。。。一冊の本や思考だけに染まる危険性を感じた。 とはいえ、個人的には歴史はあくまで現代のレンズを通したものなので、すべて主観的であるとする立場が納得感ある2023/12/15

check mate

0
安藤さんのモンテスキュー論は読み返したい2023/11/05

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