現代プラグマティズム叢書<br> プラグマティズム―21世紀のためのアメリカ哲学案内〈上巻〉

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現代プラグマティズム叢書
プラグマティズム―21世紀のためのアメリカ哲学案内〈上巻〉

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  • サイズ B6判/ページ数 392p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326199785
  • NDC分類 133.9
  • Cコード C3310

出版社内容情報

ありうべき規範を明示化し、真に知的な社会共同体を構想する思想こそ、本書が導き出す21世紀のプラグマティズムである!

現代プラグマティズム叢書第一弾! ニュー・プラグマティズムの旗手による、概説書決定版。さまざまな思想が入り乱れる豊穣な世界を、パース、ルイス、クワイン、セラーズの流れと、ジェイムズ、デューイ、ローティの流れ、の2つに分け、伝統的なアメリカのプラグマティズムと20世紀の英米哲学との関係が明らかにする。

目次

第1部 プラグマティズムの創始者たち(黎明期のアメリカ思想におけるプラグマティズム的な主題;チョンシー・ライト(1830‐1875)
チャールズ・サンダース・パース(1839‐1914)
ウィリアム・ジェイムズ(1842‐1910)
この時代の旅の仲間たち)
第2部 中期プラグマティズム(初期アメリカ・プラグマティズムの受容;ジョン・デューイ(1859‐1952)
この時代の旅の仲間たち)

著者等紹介

ミサック,シェリル[ミサック,シェリル] [Misak,Cheryl]
カナダに生まれ、レスブリッジ大学、コロンビア大学で学んだのちに、1988年にオックスフォード大学で博士号(D.Phil)を取得。その後、1990年よりトロント大学哲学科教授。プラグマティズムや分析哲学史に関する著作が多数あり、2010年から2011年にかけてパース協会(C.S.Peirce Society)の会長を務めたほか、2019年現在、Contemporary Pragmatism、Cognitio、Notre Dame Philosophical Reviews、British Journal for the History of Philosophyといった哲学研究の重要ジャーナルで編集委員を務めている

加藤隆文[カトウタカフミ]
1985年京都生まれ。京都大学を卒業後、同大学の文学研究科にて博士(文学)の学位を取得。2019年現在、大阪成蹊大学芸術学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

odmy

2
プラグマティズムという思想がアメリカでどのように生まれたか、そして他の思想とどう関係しているかを整理した本。抽象的な話題だけれど、それぞれの思想家のこだわりや癖が強調されていて、伝記本のように読むこともできる。著者の考えだと結局、プラグマティズム創始者のパースの思想が最も優れていて、その後の人たちはパースを少しずつ誤解しながら独自の視点を付け加えたり付け加えなかったり、という感じみたい。個人的には、プラグマティズムを倫理学に応用したデューイの議論に関心がある。2024/11/28

ひつまぶし

2
デューイを中心とした第二部以外は流し読み。しかし、パース、ジェイムズ、デューイで言っていることがバラバラだし、相互の評価もかみあったりかみあわなかったり。結局プラグマティズムをプラグマティズムと呼ばしめているものはなんなのか。とりあえず、プラグマティズムという思想を用いて行ったことがそれぞれ異なる。それらを行うためにプラグマティズムがあったはずだが、その成果は完成度の高いプラグマティズムの成果と言えるのか。プラグマティズムとは立場なのだとすれば、その洗練の方向はさまざまだし、常に不十分なものになりそうだ。2024/05/09

代拿邁人☆

1
マイナーな人物や時代の思想史的背景まで含めて網羅的な入門書になっており、全体をつかむという意味では日本語で読める中で1番良さそう。どうしても一人一人の記述は概説的なものとなってしまうので、パースやジェイムズの宇宙論等の深堀できそうな点もあまり触れられていない。ありがちな先入見を払拭しつつ、プラグマティズムの特徴として経験概念の拡張という共通点を取り出しているのは分かりやすく大変勉強になった。2024/06/26

inu

0
上巻はパース、ジェイムズ、デューイを中心にしたプラグマティズムの源流が扱われている。中でも本書の主役はパース。本書はローティのプラグマティズム史観への批判というのが明確で、パースを参照点として、ジェイムズ、デューイによりいかにプラグマティズムが逸脱(発展)していったのかが描かれている。ローティからプラグマティズムを知った私にとって、パースは目立たない人だったので、本書の観点は新鮮で興味深い。下巻へ続く。2021/08/13

Dwight

0
読み終わりました。

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