シリーズ認知と文化<br> 心を名づけること〈下〉―心理学の社会的構成

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シリーズ認知と文化
心を名づけること〈下〉―心理学の社会的構成

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  • サイズ B6判/ページ数 184,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326199389
  • NDC分類 140.2
  • Cコード C3311

出版社内容情報

IQテストの「知能」とは何か?それは「理性」や「知性」とは違うのだろうか。心理学的言語の歴史をさかのぼり、その社会的・文化的な意味を明らかにする画期的な試み。心の科学のありようを徹底的に間い直す、理論心理学における古典的名著、待望の邦訳!

 心理学では、これまで分野の歴史性に目を向けられることがなかった。それは、心理学を自然科学と同一視し、心理学が扱うのは歴史的に既定された社会的現象ではなく、歴史を通して変わらない「自然の現象」なのだとする立場に固執してきたためである。
 本書では、心理学的なカテゴリーがどのように成立してきたのかを歴史的な視点から検討することによって、心理学の根本を問い直している。心理学・科学哲学・認知科学・精神医学など、心の科学に関心をもつすべての人に示唆を与える、理論心理学の新しい潮流を示す。


第七章 動機づけとパーソナリティ
1 動機づけへの関心
2 動因という概念の登場
3 規範としての動機づけ心理学
4 パーソナリティのカテゴリー──その歴史
5 パーソナリティの心理学と文化的保守主義

第八章 態度
1 幸先のよくない始まり
2 態度はいかにして「社会的」になったか
3 成功の香り──態度は測定される
4 態度の多様性 VS. イデオロギー?

第九章 メタ言語──技術的枠組み
1 刺激-反応心理学の重要性
2 心理学者と「変数」との出会い
3 理論的言説への変数の導入
4 研究実践における変数
5 共通語としての変数
6 理論的考察

第一〇章 “心理学的種”の本質
1 心理学的カテゴリーの歴史的起源
2 心理学的言語の政治学
3 心理学的カテゴリーの指示対象
4 自然種か、人工種か


訳者解説(五十嵐靖博)
参考文献
事項索引
人名索引

内容説明

心理学のカテゴリーはどのようにつくりだされたのか。心の科学のありようを徹底的に問い直す理論心理学の名著、待望の完訳。

目次

第7章 動機づけとパーソナリティ(動機づけへの関心;動因という概念の登場 ほか)
第8章 態度(幸先のよくない始まり;態度はいかにして「社会的」になったか ほか)
第9章 メタ言語―技術的枠組み(刺激‐反応心理学の重要性;心理学者と「変数」との出会い ほか)
第10章 “心理学的種”の本質(心理学的カテゴリーの歴史的起源;心理学的言語の政治学 ほか)

著者等紹介

ダンジガー,カート[ダンジガー,カート][Danziger,Kurt]
1926年ドイツ生まれ。家族と南アフリカに移住、化学専攻の後、哲学・心理学を学ぶ。1952年オックスフォード大学にて博士号(実験心理学)取得。オーストラリア、インドネシア、南アフリカで教鞭を取る。1965年カナダ・トロントに移住、ヨーク大学に職を得て、定年まで勤める。理論心理学・心理学史の大学院課程を設立。ヨーク大学心理学科名誉教授

河野哲也[コウノテツヤ]
1963年、東京都生まれ。1993年、慶応義塾大学大学院後期博士課程単位取得退学。博士(哲学)。玉川大学文学部助教授
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感想・レビュー

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ぷほは

1
4月あたりにミードの『精神・自我・社会』を読み返す機会があったので、文脈を見失うことなくさっくり読み通せた。前半のデカルトの情念論やロックの知性論もアクチュアルな問題ではあるのだが、やはり社会学の立場からすればフランクフルト学派とパーソナリティ研究の関係や、変数概念や態度概念の登場する背景などがとても興味深かった。学部生時代に読んだパーソンズの『社会体系論』でだいたい意味不明だったのはこのへんのあたりで、今読むとまた違った感想が出てきそうだ。しかしフーコーの言説分析からは随分遠くに来てしまったような気も。2016/09/07

抹茶ケーキ

0
上巻に続いて各論。動機づけ、パーソナリティ、態度、変数という概念がどのように構築されたか。最後の章は総論。結論は「心理学的言説のカテゴリーは時代とともにきわめて顕著に変化してきた。その変化は、台頭してきた専門化手段の関心、資源、思想、職業の変化ばかりではなく、広汎な社会的変化と密接に結びついている」(142頁)。現代日本の心理学者はこういうのに興味ないだろうけど、興味を持つべきだと強く思う。素朴な実在主義と本質主義を信奉している人があまりに多いし。2017/08/29

ouosou

0
「共通して見過ごされていることは、文化的にはかなり狭量な学問の基礎がすでに心理学にある種の統一性をあたえているということである。」2019/02/24

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