出版社内容情報
物理主義は心的現象を首尾よく理論の中に回収できるだろうか。心身問題にまつわる議論のもつれを解きほぐし,著者の立場である“心脳同一説”へと誘う。
【目次】
Ⅰ 予備的考察 ―難問の所在とその抑圧
Ⅱ 心身問題における科学の糸と哲学の糸のもつれ
Ⅲ 心身問題の解答として適格であるために
何が必要であり何が望まれるか
―主要な論争点の提示―
Ⅳ 「心的」 「物理的」 のさまざまな意味の分類整理
―比較および批判的分析―
Ⅴ 心身の同一 ―その解明と補助的な論証―
Ⅵ 未解決の諸問題 ―今後の分析と探究のために―
10年後の再論
ハーバート・ファイグルと2つの心脳同一説
―解説に代えて―
内容説明
物理主義は心的現象を首尾よく回収できるか?心身問題にまつわる議論のもつれを解きほぐし、心脳同一説へと誘う。
目次
1 予備的考察―難問の所在とその抑圧
2 心身問題における科学の糸と哲学の糸のもつれ
3 心身問題の解答として適格であるために何が必要であり何が望まれるか―主要な論争点の提示
4 「心的」「物理的」のさまざまな意味の分類整理―比較および批判的分析
5 心身の同一―その解明と補助的な論証
6 未解決の諸問題―今後の分析と探究のために
10年後の再論
ハーバード・ファイグルと2つの心脳同一説