地の眼・宙の眼―視覚の人類史

地の眼・宙の眼―視覚の人類史

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 319p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326153121
  • NDC分類 141.21
  • Cコード C3010

出版社内容情報

視る,色を感じる,この仕組みを身体感覚と関わらせ,環境への適応の過程,つまり脳の可塑性という形で整理する。二足歩行を始めた人類の過去から現在,近未来までを考察。

【目次】

序章 可塑性が視角作用をつくった
  1 異貌の洞窟
  2 視角は動く
  3 <動かない>を思考してきた視角体制
  4 隠したがる視角
  5 行動の視角

第Ⅰ部 視角の体制

第1章 視の形態論
  1 「物」で世界を形成してきた眼
  2 身体体制の基本は物感覚
  3 大地感覚をもった視角作用

第2章 不透明色と足の裏
  1 触知感の世界の検証
  2 共働する感覚
  3 アウトラインと不透明色知覚
  4 足の裏を探る
  5 運動すれば現実が見える

第Ⅱ部 視感覚は大地から宙に向かう

第3章 視角の設計
  1 はじめに地表感覚ありき
  2 浮遊を求める感覚
  3 大地に向けられた感覚設計
  4 仮想現実は仮想現実ではない

第4章 眼の進化
  1 眼が脳化してきた道
  2 頚の感覚的位相

第Ⅲ部 裸になった網膜

第5章 視角と環境
  1 環境のメッセージが聞こえていた
  2 二つの視域
  3 眼の新世紀

第6章 眼の近未来
  1 眼の光と闇
  2 映画館は眼である
  3 テレビは明るい場所での「映画館」であるか
  4 視角作用は二極の間で成り立つ

内容説明

視る、色を感じる、この行為の仕組みを身体感覚と関わらせ、人類の環境への適応過程=「脳の可塑性」から説く。二足歩行のはじまりから、近未来まで。

目次

序章 可塑性が視覚作用をつくった
第1部 視覚の体制(視の形態論;不透明色と足の裏)
第2部 視感覚は大地から宙に向かう(視覚の設計;眼の進化)
第3部 裸になった網膜(視覚と環境;眼の近未来)

最近チェックした商品