出版社内容情報
本書では,著者のいう「事」の構図を簡潔に提示すると共に,特に言語ないし意味の問題に焦点を合せ,哲学からする言語の認識論的・存在論的位置づけを明らかにする。
目次
序文
物と事との存在的区別―語法を手掛かりにしての予備作業―
1 物・者・ものと事・言・こと
2 所謂「もの」と所謂「こと」
3 被指態(モノ)と叙示態(こと)
「事」の現相学への序奏―「知覚的分節」の次元に即して―
1 「異―同」の位相
2 「統―轄」の諸相
3 「として」の構制
*
「言語」と哲学の問題性
意味の存立と認識成態
1 言語と意味―諸説の査閲―
2 与件と意味―意味の雙関―
3 意味と認識―二重の二肢―
跋文に代えて―「事」の存在性格と機制―
人名索引
内容説明
物的世界像から事的世界観へ!コンパクトにまとめられた広松哲学および言語哲学への入門書。
目次
物と事との存在的区別―語法を手掛りにしての予備作業
「事」の現相学への序奏―「知覚的分節」の次元に即して
「言語」と哲学の問題性
意味の存立と認識成態
跋文に代えて―「事」の存在性格と存立機制
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