出版社内容情報
レーニンの真理論、国家論の誤りはどこから生まれ、スターリン、毛沢東へどのように受け継がれてしまったか。(レーニンから疑え、マルクス主義の基礎、マルクス主義国家論に関する手紙、ほか)
目次
序論 レーニンのヘーゲル的偏向とその影響
レーニン真理論の批判
真理論におけるレーニンの誤り
レーニンから疑え
第1部
革命家と政治家の裂目
レーニンから疑え
レーニンをどう学ぶか
矛盾論争はなぜ行きづまったか
第2部
『反ヂューリング論』をめぐって
マルクス主義における「交通」概念
唯物主観と意思論
四つの書評
第3部
弁証法とは何か
レーニン国家論の批判
マルクス主義の基礎
序論
第一部 弁証法的唯物論と史的唯物論
1 唯物弁証法の発見者ヨゼフ・ディーツゲンをめぐって
2 マルクス主義における「生産」の概念
3 毛沢東の『矛盾論』におけるあやまりはどうしてうまれたか
第二部 マルクス主義国家論
1 国家論の二つの曲がり角
2 中国における国家論の前進と限界
附録 事件の典型としての把握
マルクス主義国家論に関する手紙
続・国家論に関する手紙
丸山政治学の論理的性格
討論し合おう
共産党構革派の党組織論は正しいか
「党員協議会」の解党主義的傾向
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