何か本当に重要なことがあるのか?―パーフィットの倫理学をめぐって

個数:
電子版価格
¥6,600
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

何か本当に重要なことがあるのか?―パーフィットの倫理学をめぐって

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月28日 13時43分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B5判/ページ数 368p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326103256
  • NDC分類 150
  • Cコード C3012

出版社内容情報

もし客観的な道徳的真理と規範的真理が存在しなければ、何も重要でないことになるのか? パーフィットをめぐる多角的な議論がここに!

『重要なことについて』刊行直前にシンガーが開催したセミナーには、パーフィットと反対の立場をとるジャクソン、シュローダー、ブラックバーンら、名だたる哲学者が招かれた。このセミナーが「倫理学における客観主義」の議論にも刺激を与え1冊の重要な本書として結実するとともに『重要なことについて 第3巻』をも生んだのである。
【原著】Peter Singer ed., Does Anything Really Matter: Essays on Parfit on Objectivity (Oxford University Press, 2017)

内容説明

もし客観的な道徳的真理と規範的真理が存在しなければ、何も重要でないことになるのか?『重要なことについて』刊行直前のセミナーに名だたる哲学者が招かれた。このセミナーが「倫理学における客観主義」の議論に刺激を与え、ここに重要な一冊として結実するとともに、『重要なことについて第3巻』をも生んだ。

目次

第1章 パーフィットの一生は無駄だったか?『重要なことについて』第6部に関する考察
第2章 メタ倫理学の山の二つの面?
第3章 規範的概念と意見の不一致に関するパーフィットの見解
第4章 オール・ソウルズの夜
第5章 パーフィットの誤ったメタ倫理学
第6章 「本当は」何も重要でない、しかしそれは重要なことでない
第7章 重要なことを知る
第8章 ニーチェと規範に関する収斂の希望
第9章 倫理学における還元主義を擁護する
第10章 メタ倫理学のどこが重要なのか?
第11章 道徳的直観主義の擁護
第12章 道徳・非難・内的理由
第13章 客観性と「倫理学の最も深い問題」に関するパーフィットの見解

著者等紹介

シンガー,ピーター[シンガー,ピーター] [Singer,Peter]
プリンストン大学とメルボルン大学

森村進[モリムラススム]
一橋大学名誉教授、前日本法哲学会理事長。東京大学法学部卒業。博士(法学)。専門は法哲学

太田寿明[オオタトシアキ]
熊本大学大学院人文社会科学研究部准教授。一橋大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(法学)。専門は法哲学・法思想史

三浦基生[ミウラモトキ]
一橋大学大学院・法学研究科講師。一橋大学大学院法学研究科法学・国際関係専攻博士後期課程修了。博士(法学)。専門は法哲学

山本啓介[ヤマモトケイスケ]
清泉女学院大学・短期大学非常勤講師。一橋大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(法学)。専門は法哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

月をみるもの

11
「おれが一生をかけてやってきた(メタ)倫理学の研究にはなんの意味もなかったのだ、、、」と落ち込む重鎮を、業界関係者が「そんなことないですよ!パーフィットさんの仕事は、みんなの心の支えです」と慰めるための本、、、、ではないらしい。 全般的に翻訳がいまひとつだが、章によっては(ストリートのところとか)ちゃんと意味がわかるので、訳ではなく、元の論文の難易度に凸凹があるのかもしれない。なんとか最後までたどり着いて、「序文」にもどったらなるほどこういうことか、、、とちょっと腑に落ちた(↑はじめに戻る)。2023/10/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21471141
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。