ハイエクの経済思想―自由な社会の未来像

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ハイエクの経済思想―自由な社会の未来像

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  • サイズ A5判/ページ数 302,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326102327
  • NDC分類 331.72
  • Cコード C3010

内容説明

合理主義を人間の思い上がりとみなし、現実的な観点から「自由」の問題を追求したハイエク。一貫して自由主義者であった彼は、知識や情報といった概念を社会科学に採り入れ、その重要性と位置づけを論じた先駆者でもあった。最新のハイエク研究の成果とインターネットなどの技術革新や社会変動をふまえ、われわれの社会の未来像について、改めて考えてみる。いま、なぜハイエクなのか?

目次

本書のスタンス
ハイエクの生涯―自由への挑戦
第1部 ハイエクの自由主義の基本的構造(知識―心理学的考察に見る社会理論の萌芽;方法―間主観主義としての経済学方法論;進化論―個人と秩序を結ぶルール;双子の概念―進化と自生的秩序の不可分な関係)
第2部 ハイエクの自由主義をめぐる議論(自由―アメリカでの受容と普及のなかで;自由主義―「新自由主義」の多義性をめぐって)
第3部 ハイエクの自由主義の現代的意義(オープンガバメント―市場と政府の新たな関係)
自由な社会の未来像

著者等紹介

吉野裕介[ヨシノユウスケ]
専門領域:経済思想・アメリカ研究・情報社会論。1977年京都府生まれ。2007年京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了、博士(経済学)。2008年日本学術振興会特別研究員PD、2009年スタンフォード大学フーバー研究所客員研究員、2011年から2014年まで京都大学研究員を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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christinayan01

0
相当難解。それが素直な感想。第二章なんてほぼ意味がわからなかった。読むにつれて多少の理解は深まるが。 ハイエクの主張は簡単に言うと小さな政府と機会の平等の実現が自由だと言ってると思う。つまり、①あらゆる人間が無制限の範囲で活動ができて、②その得る/与えられるチャンスも平等であるとき、それが本当の自由な経済社会だと主張しているはず。2018/03/31

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