内容説明
２０世紀後半の言語哲学の主要なテーマであった固有名論。関連性理論など現代の語用論や形而上学における近年の成果を踏まえ、固有名の直接指示論を現代的にアップデートする！
目次
第１章 記述説と歴史的・社会的説明
第２章 固有名・対象ファイル・情報ネットワーク
第３章 固有名と言語的規約
第４章 真理条件的語用論とミル説
第５章 単文のパズル
第６章 空名の問題
著者等紹介
藤川直也［フジカワナオヤ］
１９８０年大阪府に生まれる。２００８年京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学。２０１０年京都大学文学博士号取得。現在、京都大学学際融合教育研究推進センター（アジア研究教育ユニット）研究員（特別教育研究）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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