内容説明
20世紀最大の哲学者と中世スコラ哲学最大の神学者。2人の思想家による存在、人間、時間をめぐる問いを明らかに。
目次
第1研究 マルティン・ハイデガーによれば「人間はいかにあるのか」(ハイデガーによる今日の人間の危機;ハイデガーによる今日の人間の救済;無の地平における現存在の全体)
第2研究 ハイデガーとトマス・アクィナスにおける存在(ハイデガーにおける存在;トマス・アクィナスにおける存在)
第3研究 根拠への問い―マルティン・ハイデガーとの邂逅(ハイデガーにおける根拠への問い;根拠への問い―事象的解明の試み)
第4研究 人間‐時間‐存在(時間を介して人間から存在へ;時間を介して存在から人間へ)
著者等紹介
ロッツ,ヨハネス[ロッツ,ヨハネス] [Lotz,Johannes Baptist]
1903年に生まれる。カトリック司祭であり、フライブルク大学でハイデガーに学んだのち、ローマ・グレゴリアン大学などで教鞭をとった哲学・神学の第一人者。1992年に逝去
村上喜良[ムラカミキヨシ]
1957年、石川県金沢市に生まれる。1993年、上智大学大学院哲学研究科哲学専攻博士後期課程退学。現在、立正大学文学部哲学科教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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