内容説明
数学の哲学を貫く「論理主義」のプロジェクトとは?現代の論理と意味論の原型を剔抉する。
目次
ゴットロープ・フレーゲ―現代の哲学・論理学への分水嶺
第1部 論理主義を目指して―論理学の革新(論理主義に向かって;『概念記法』)
第2部 論理主義のプログラムと文脈原理(『算術の基礎』の構想とその背景;『算術の基礎』における文脈原理と再認判断 ほか)
第3部 論理と言語の哲学(『算術の基本法則』の概要と方法;フレーゲ高階論理の統語論 ほか)
第4部 数学の哲学―論理主義(『算術の基本法則』における基数論;基数論とラッセル・パラドクス ほか)
著者等紹介
野本和幸[ノモトカズユキ]
1939年東京都に生まれる。1962年国際基督教大学教養学部卒。1967年京都大学大学院文学研究科博士課程修了、文学博士(京都大学)。現在、北海道大学教授を経て、東京都立大学・創価大学各名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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