出版社内容情報
ルネサンス期の科学と文化を映す鏡とも言える天才カルダーノ。その占星術師としての活躍に焦点を当て、彼の生きた時代と社会の中で占星術が持っていた意味を探る。
ルネサンス後期にミラノで生まれ、数学者・医師・自然哲学者・占星術師、果ては賭博師として華々しく活躍し、白伝によって広く知られているジロラモ・カルダーノ。本書では彼の占星術師としての活動に着目し、ルネサンス期に占星術がどのような意味と役割を持っていたのか、占星術師とはどのような存在であったのかを明らかにする。
[関連書]
ジェローラモ・カルダーノ 『カルダーノ自伝』 (平凡社ライブラリー)
まえがき
第1章 時の支配者
第2章 占星術師の仕事
第3章 予言者
第4章 占星術師
第5章 著作家への道
第6章 占星術師同士の衝突
第7章 政治顧問としての占星術師
第8章 古典占星術の復興
第9章 占星術と夢解釈・医学・自然魔術
第10章 カルダーノによるカルダーノ
第11章 経験主義者としての占星術師
参考文献
解説:本書の占星術用語について
訳者あとがき
人名索引
事項索引
内容説明
ルネサンス期の科学と文化を映す鏡ともいえる博学の天才カルダーノ。その占星術師としての活躍に焦点を当て、彼の生きた時代に占星術が持っていた意味を探る。
目次
第1章 時の支配者
第2章 占星術師の仕事
第3章 予言者
第4章 占星術師
第5章 著作家への道
第6章 占星術師同士の衝突
第7章 政治顧問としての占星術師
第8章 古典占星術の復興
第9章 占星術と夢解釈・医学・自然魔術
第10章 カルダーノによるカルダーノ
第11章 経験主義者としての占星術師
著者等紹介
グラフトン,アンソニー[グラフトン,アンソニー][Grafton,Anthony]
1950年生まれ。シカゴ大学にて博士号を取得。プリンストン大学教授
榎本恵美子[エノモトエミコ]
1945年生まれ。1987年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程単位取得。専攻・哲学史
山本啓二[ヤマモトケイジ]
1953年生まれ。1983年、京都産業大学大学院外国語学研究科修士課程修了。京都産業大学文化学部教授。専攻・科学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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