出版社内容情報
デカルト研究の達成を示す必読論文6篇と,新たな方向性を提起する5篇を収める。他に1979‐94年の文献表および「テキストデータベース・ルネ」の概要と手引きを付す。
内容
序文―日本におけるデカルト研究
第一部 デカルト研究のこれまで
1 『省察』的用語の一考察
2 デカルトにおける必然性と不可能性の根拠について
3 デカルトの二元論―心身分離と心身結合の同時的存立について
4 精神の洞見と「実体」―デカルトの蜜蝋の分析について
5 デカルトの存在論的証明に対するカントの批判をめぐって―知得の立場と
「概念」の立場
6 デカルト的「観念」の<あり方>
第二部 デカルト研究のこれから
7 人間学としてのデカルト哲学―「第六省察」の一解釈
8 デカルトにおける神の観念と精錬と、神の実在のア・プリオリな証明
9 驚くべきこと―デカルト「概要/第六省察」
10 デカルトにおける意思と情念―知性的情動と内的情動をめぐって
11 『情念論』における力の問題―情念の力と魂の力
第三部 デカルト的知の道具
テキストデータゲース・ルネ
日本におけるデカルトに関する文献(1979-94)
内容説明
デカルト研究の達成を示す必読論文6篇と、新たな方向性を提起する5篇を収める。1979‐94年の文献表および「テキストデータベース・ルネ」の概要・手引きを付す。
目次
第1部 デカルト研究のこれまで(『省察』的用語の一考察;デカルトにおける必然性と不可能性の根拠について ほか)
第2部 デカルト研究のこれから(人間学としてのデカルト哲学;デカルトにおける神の観念の精練と、神の実在のア・プリオリな証明 ほか)
第3部 デカルト的知の道具(テキストデータベース・ルネ;日本におけるデカルトに関する文献)