目次
第1部 コント思想の検討(コント思想への導入;社会動学における西欧社会の発展の跡づけ―人類の歩みをどう捉えるのか;個人と社会の望ましい関係の提示―近代「啓蒙主義」への批判としてのコント思想;人類教によるモラルの刷新と制度化の試み;コントのフェティシズム論とタイラーのアニミズム論―比較と展望;コント思想の再評価)
第2部 「ベル・エポック」のブラジルとコント思想の受容と展開―「ブラジル実証主義教会」の活動を中心として(「ベル・エポック」のブラジルとリオデジャネイロ;コント思想の展開(1)―ミゲル・レモスと
コント思想の展開(2)―ティシェイラ・メンデスと
ブラジル実証主義教会の先駆的役割)