宗教言語の可能性―愛智の一風景・中世

宗教言語の可能性―愛智の一風景・中世

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  • サイズ A5判/ページ数 336,/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784326100934
  • NDC分類 132
  • Cコード C3010

出版社内容情報

6人の〈愛智者〉をとりあげ,古来から今日に問われる根本的な思索のテーマ群を示す。宗教言語の分析を通して披く中世との対話。


目次

Ⅰ 宗教言語の方法

 1 心とは何か―心言語とわたし・他者の交流―
 2 宗教言語が披く地平と科学的世界―十字架の聖ヨハネに拠る―

Ⅱ 開拓者たち

 3 ニュッサのグレゴリオスにおける「神の似像」―エペクタシス表現を
   契機として―
 4 アウグスティヌスにおける「人間」の成立―『三位一体論』(第八巻)
   の三一的言語が照射する地平―
 5 擬ディオニュシオスの言語表現「神秘」をめぐって

Ⅲ ドミニコ派の人びと

 6 ドミニコの霊性と説教者兄弟会(Ordo Frantrum Praedicatorum)
    ―言の新たな次元の開披―
 7 人間的行為の根拠とわたしの生の成立―トマス・アクィナスに依拠しつつ
 8 人間の成立とカリタス的存在体験―PrudentiaとCaritasの徳の射程から―
 9 恩恵的行為論の披く「存在と人間」理解―トマス・アクィナスを通じて―
 10 言語と現実―マイスター・エックハルトの類比的言語用法が披く現実―

あとがき
初出一覧
索引

内容説明

6人の〈愛智者〉をとり上げ、古来から今日に問われる根本的な思索のテーマ群を示す。宗教言語の分析を通して披く中世との対話。

目次

1 宗教言語の方法(心とは何か―心言語とわたし・他者の交流;宗教言語が披く地平と科学的世界―十字架の聖ヨハネに拠る)
2 開拓者たち(ニュッサのグレゴリオスにおける「神の似像」―エピクタシス表現を契機として;アウグスティヌスにおける「人間」の成立―『三方一体論』(第八巻)の三一的言語が照射する地平
擬ディオニュシオスの言語表現「神秘」をめぐって)
3 ドミニコ派の人びと(ドミニコの霊性と説教者兄弟会―言の新たな次元の開披;人間的行為の根拠とわたしの生の成立―トマス・アクィナスに依拠しつつ;人間の成立とカリタス的存在体験―PrudentiaとCaritasの徳の射程から;恩恵的行為論の披く「存在と人間」理解―トマス・アクィナスを通じて;言語と現実―マイスター・エックハルトの類比的言語用法が披く現実)

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