出版社内容情報
実践哲学の世界的な復権の動向に棹さし,同時代的に思索する著者たちの共同研究の成果。第(1)部は倫理思想史で古代から現代までを概観し,第(2)部では10のテーマに沿った各論。
内容説明
価値の秩序が崩壊した混沌の中で、倫理学は有効性を取り戻しうるか。実践哲学の世界的な復権の動向に棹さす共同研究の成果。
目次
1 倫理思想の歴史(古代・中世;ルネサンスと大陸合理論―近世1;イギリス経験論とその周辺―近世2;カントとドイツ観念論―近世3;近代から現代へ)
2 倫理学の問題圏(価値と規範;善;自由;意志;感情;良心;自己;歴史;政治と国家;神;法と道徳;コミュニケーション;生命)