学術情報流通とオープンアクセス

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学術情報流通とオープンアクセス

  • 倉田 敬子【著】
  • 価格 ¥2,860(本体¥2,600)
  • 勁草書房(2007/08発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 196p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326000326
  • NDC分類 002
  • Cコード C3000

出版社内容情報

印刷物から電子メディアヘという学術雑誌のあり方の変化は、学術情報流通をどのように変容させたのかを分析。オープンアクセスを中心とする新たな動向も検討する。

電子ジャーナルの出現は、「流通」側面の電子化の実現を意味する。学術雑誌の提供方法の変化は、出版社、大学図書館、学会、大学、政府などを巻き込んだ、学術情報流通の再編成の動きに繋がっている。「電子メディア」であるがゆえの特質は、どのような影響をもたらしており、今後どのような方向に向かうのかを具体的に論考する。

[関連書] 同著者編 『電子メディアは研究を変えるのか』 (勁草書房刊)


はしがき

第Ⅰ部 学術コミュニケーションとは

第1章 情報メディアから見る学術コミュニケーション
 1.1 学術コミュニケーションと電子化
 1.2 研究領域としての学術コミュニケーション
 1.3 情報メディアとは何か
 1.4 本書の構成

第2章 学術情報の特性と学術情報流通モデル
 2.1 学術情報の特性
 2.2 学術情報流通の古典的モデル
 2.3 電子環境下における学術情報流通モデル:学術情報流通の変容
 2.4 本書の立場

第Ⅱ部 印刷物による学術コミュニケーション

第3章 学術雑誌
 3.1 学術雑誌とは
 3.2 学術雑誌の社会的機能と制度
 3.3 学術雑誌の物理的・技術的特性と流通体制
 3.4 印刷版学術雑誌とは

第4章 学術論文の機能と構成
 4.1 学術論文とは何か
 4.2 学術論文の構成
 4.3 学術論文の変遷

第Ⅲ部 学術情報流通の変容

第5章 電子ジャーナル
 5.1 電子ジャーナルとは何か
 5.2 電子ジャーナルの刊行状況
 5.3 電子ジャーナルの提供プロセス
 5.4 電子ジャーナル・アーカイブ
 5.5 印刷版学術雑誌から電子ジャーナルへ

第6章 オープンアクセスとは何か
 6.1 学術コミュニケーションにおけるオープンアクセス運動
 6.2 オープンアクセス雑誌
 6.3 セルフアーカイビング
 6.4 イープリント・アーカイブ(e-print archive)
 6.5 政府主導の分野別アーカイブ:NIHとPubMed Central
 6.6 機関リポジトリ
 6.7 学術コミュニケーションの変容

 索 引

内容説明

新しい学術コミュニケーションの形とは何か。印刷物の学術雑誌から、電子メディアとしての電子ジャーナルへの変化が意味することを、「情報メディア」という観点から考察する。

目次

第1部 学術コミュニケーションとは(情報メディアから見る学術コミュニケーション;学術情報の特性と学術情報流通モデル)
第2部 印刷物による学術コミュニケーション(学術雑誌;学術論文の機能と構成)
第3部 学術情報流通の変容(電子ジャーナル;オープンアクセスとは何か)

著者等紹介

倉田敬子[クラタケイコ]
1958年生まれ。1987年、慶応義塾大学大学院文学研究科図書館・情報学博士課程修了。慶應義塾大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Phycology

2
久々に社会系の学術論文を読んで満足。中心的な枠組み紹介と比較が充実しているので学術雑誌の理論的背景が網羅できる貴重な文献。Academic Publishingに関わる人の必読書かと。2011/02/28

江草貞治

0
大変参考になりました。2014/10/18

Tsukasa Fukunaga

0
2007年度における、電子化における学術情報流通の仕組みについてまとめたもの。既存の雑誌による学術コミュニケーションのまとめや研究モデルに乗っ取った上で議論をしている。7年前の本なので、電子化における現状は相当古いものとなっているが、「情報メディア研究から見た学術コミュニケーション」という立場からの議論は今でも通じるものがあると思う。ここで述べられた問題はまだまだ現在進行中のものですし。なお、私は研究の世界に入った時から電子化されているのが当然だったので、電子化以前の話に非常に歴史を感じる・・。2014/01/19

masudak

0
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