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出版社内容情報
インターネットを中心とする電子メディアの進展にはめざましいものがある。コンピュータの出現、インターネットの拡充、電子メディアの発展は研究活動にどのような影響と変容をもたらしているだろうか。
本書は研究活動においてコミュニケーションのあり方、研究の方法、情報の入手・交換・共有などがどのように行なわれているのかを実態に即して詳しく追跡している。心理学・医学・物理学の各研究分野のレポートと新しいメディアであるEプリント・アーカイブおよび電子雑誌の最新情報をもりこんだはじめての分析。
目次
第1章 研究活動と電子メディア
1 研究のための装置と科学コミュニケーション
2 研究環境の電子化と科学コミュニケーション研究の必要性
3 電子化された研究者コミュニケーションのモデル
4 欧米における電子メディア利用の動向
第2章 心理学分野における動向
1 心理学における電子メディアの状況
2 日本にの心理学研究者の研究活動とコンピュータ、電子メディア利用
3 日本にの心理学研究者の電子メディアの利用状況
4 心理学分野におけるコミュニケーションの電子化
第3章 医学分野における動向
1 主要な電子メディア
2 既往調査からみた電子メディア利用
3 インタビュー調査にみる電子メディア利用動向
4 郵送調査にみる電子メディア利用動向
5 医学における電子メディアの利用の現状と将来
第4章 物理学分野における動向
1 物理学分野の研究活動とコミュニケーション
2 日本の物理学研究者全般における電子メディア利用動向
3 物理学分野における電子化の今後
第5章 E-print Archive
1 E-print Archiveとは何か
2 E-print Archiveの利用状況と登録論文の特徴
3 高エネルギー物理学研究者のE-print Archiveの利用と位置づけ
4 E-print Archiveによる学術情報流通の変容
第6章 電子雑誌
1 電子雑誌の現状
2 電子化された学術雑誌の提供動向
3 電子雑誌の今後
第7章 科学コミュニケーションの変容
1 心理学、医学、物理学における電子メディア利用状況
2 電子メディア利用の特色
3 電子メディア利用に影響する要因
4 科学コミュニケーション変容の可能性
索引
内容説明
心理学、医学、物理学における電子メディアの利用状況と電子雑誌など最新システムの現状を探り、科学コミュニケーション変容の可能性を考える。
目次
第1章 研究活動と電子メディア
第2章 心理学分野における動向
第3章 医学分野における動向
第4章 物理学分野における動向
第5章 E‐print Archive
第6章 電子雑誌
第7章 科学コミュニケーションの変容