内容説明
大地震・豪雨災害と戦った首長や関係者の発災初期のリアルな体験談を収録!災害対応市町村現場の経験と知恵を集約。防災関係者必読の書!
目次
第1章 令和6年 能登半島地震
第2章 平成16年 新潟県中越地震
第3章 平成23年 東日本大震災
第4章 平成28年 熊本地震
第5章 平成26年・平成30年 広島市を襲った豪雨
第6章 平成30年7月豪雨
第7章 令和4年8月豪雨
第8章 国、関係団体、民間企業からのアドバイス
著者等紹介
森民夫[モリタミオ]
前長岡市長。昭和24年長岡市生まれ。昭和47年東京大学工学部建築学科卒業。昭和50年建設省入省。平成11年長岡市長に当選(以降5期)。平成21年全国市長会会長に就任(以降4期)。中央教育審議会委員、東日本大震災復興構想会議部会長代理、中央防災会議専門委員等を歴任。平成28年長岡市長退任。以後、近畿大学、筑波大学客員教授、東京大学非常勤講師、(一社)NEXT代表理事等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
2
創造的復興 被災者の意思と意欲が何よりも大切な駆動力 本物の生の声 くしの歯作戦 全て任す。とにかく人命救助だ ヤミ屋のオヤジ 逃げたい 釜石の奇跡 宮古市は必ずや復興いたします 応急対策職員派遣制度 学校まるごと疎開 試験通水 二重被災 普段の備えと対応にかかる不断の見直し 自立支援 南三陸311メモリアル 現場主義 権限委譲 中長期的な視点での職員マネジメント 被災地のライフライン維持と早期の被災者支援 ちゃんと応援している 共生の大地 情報収集と発信の体制構築 リバースモーゲージ 災害対応サミット2025/05/08
ゆずりは
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自身の被害への所感を混ぜつつ語る首長の文章に胸をつかれた。その土地に住んでる以上、自分も被災者な人達の戦いの記録を、教訓として学び改良していかなくてはならないと思う。2025/08/02
卓ちゃん
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災害が起きると、市町村の職員は不眠不休でその対応にあたり、肉体的にも精神的にも疲労困憊してしまう。そのうえで、住民からは文句ばかり言われる。今では各自治体間で応援職員を派遣しあう体制がずいぶん整備されてきている。このあとは、それをいかにうまく受け入れ、いかに効率よく住民支援を行い、いかにうまく職員を休ませられるか、その体制を整えられるようにすることが重要。2025/06/14