内容説明
これなら読めるかも!全体像を「さくっとつかみたい」法学部生・法科大学院生や法律実務家の学び直しにも最適!基本概念をしっかり定義しているので使いやすい!刑事制度を概観した後、刑罰理論をもとに、罪刑法定主義、刑法の適用範囲、単独正犯の積極的成立要件(未遂犯を含む)および罪数論を構造化。だから、頭に入りやすい!
目次
第1編 刑事法入門(どんなときに犯罪は成立するのか;犯罪にはどういうものがあるのか;刑事手続はどのように進行するのか;刑罰とはどういう制度なのか;犯罪者を処罰すればそれでよいのか)
第2編 刑法総論(なぜ、あるいは何のために国家は刑罰を科すのか;罪刑法定主義;刑法の適用範囲;構成要件該当性;故意・過失;未遂犯、複数の犯罪が成立するときの取扱い)
著者等紹介
加藤正明[カトウマサアキ]
1977年に生まれる、大阪府出身。現在、神奈川大学法学部教授、博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ま
25
公訴事実と訴因の違いは難しい。ただ初学者向けというだけでなく、社会学的な視点と接着しているのが良い。これは再読します。2024/08/27
チバ
0
ミステリーを読んだり事件のノンフィクションを読んだりする事が多いので基礎知識を身につけるために手に取った。最初の方は読みやすかったんだけど段々難しくなり、法学部の人すごいなと思った。きっとこの本も優しい方なんだろうし。学問として接してやはり疑わしきは罰せずでどうしても法律って加害者側にたったものなのかなとなんとなく思った。被害者が蔑ろにされがち。被害者の本名と写真とかバッチリ出すのとか違和感ありまくりだし。図書館貸出何度か延長してようやく読み終わった一冊でした。2024/06/11
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- 和書
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