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目次
第1部 状況分析編(“令和型不登校”とは;令和の子供の「生きにくさ」と「行きにくさ」)
第2部 未然防止編(令和型不登校の黄色信号としての不登校リスク;連携の整備という早期対応と未然防止の策;いじめ指導という不登校未然防止策;家庭にすすめたい良い睡眠のための生活習慣)
第3部 事例対応編(平成の支援策は令和型不登校にも有効か;長く休んでいる子に元気になってもらうために)
第4部 付録(睡眠記録(睡眠ログ)
支援シート
不登校予測の整理シート)
著者等紹介
神村栄一[カミムラエイイチ]
新潟大学人文社会学系教授(教職大学院主担当)。福島県会津若松市生まれ。心理学博士(筑波大学)/公認心理師/臨床心理士/専門行動療法士。専門は臨床心理学(認知行動療法)、教育相談。社会的活動:新潟県スクールカウンセラー、同学校派遣カウンセラー、新潟県教育委員会「中1 ギャップ解消調査研究」の座長、市町村教育委員会いじめ調査委員(委員長含む3件)、放送大学「認知行動療法’20」(2020~)の主任講師、日本認知・行動療法学会(代議員・編集委員)/日本不安症学会(評議員)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たまきら
41
「別に他人の権利を奪っているとかでなければ、不登校そのものは罪でも疾患でも悪でもない。ご本人もご家族も堂々としていてください」という温かい言葉から始まる「マニュアル」です。不登校の定義など状況分析から始まり、未然防止の章に特に多くページが割かれています。ここで面白かったのは「ご褒美など餌で釣る行為は報酬がないと動かない子にしてしまわないか?」という問い。著者はこれを「心理学授業の定番ネタ」とし、肯定的な立場を示しています。うん、新しい見解を学べてよかった。2025/05/02
ひろか
8
行動療法リーダーの神村先生の、不登校論。2024/02/09
プリキュアマックス
0
仕事柄不登校の家庭と関わるため、勉強になった。タイトル通り、令和型の不登校に現場もなっているため対応にも工夫が必要。自分は学校からの働きかけを変えるための促しが苦手なため、次年度はそこが課題だなと思った。2025/03/06